花手帳について
美しの国は標高1050m(入口のモニュメント)から1650m(頂上公園水道施設)と高度差が大きく、環境も変化に富んでいるため、植生が豊かです。昔は別荘地全体が花畑のようだったと聞きます。
残念ながら、鹿の増加や外来種の侵入などで減少したり絶えてしまったりした種も多いようです。植生が安定したせいで消えた種もありますし、気候変動も影響しているのでしょう。それでも、まだまだ沢山の貴重な山野草を見ることができます。
この花手帳は、それら山野草の保護や復活に役立つことを願い作成しました。
お庭のお手入れや散策の際に、ご覧頂けると幸いです。
冊子(新書版・36ページ)をご希望の方は、「問い合わせフォーム」にてご連絡下さい。1冊300円で、管理事務所でもお求めになれます。
〇写真はすべて美しの国内で撮影しました。
〇写真内に記載したのは開花時期の目安で、年や場所により変動します。
〇2ヵ所以上で自生が確認されたものを掲載しています。
〇説明文中、太字の植物名は美しの国でも見られるもの、細字は確認されていないものです。
〇絶滅危惧種等の記載は長野県です。
〇特に記載のないものは多年草です。
〇特に地域の記載がないものは、全国に分布しています。
〇分類はエングラーに拠ります。
〇スミレ科以外は色で分類しました。但し必ずしも花の色ではなく見た時の印象で、萼などの場合もあります。
ブログ「美しの国日記」で花の名前を入れて検索すると、過去にアップされた他の写真や詳しい情報が得られます。ぜひ、合わせてご利用下さい。
さんぽ草花手帳 正誤表
〇 17P アカネ 開花時期 8〜9月
〇 索引 ゴマナ 18
ハナタデ 29
初版:2023年3月