ヒョウモンチョウの仲間
タテハチョウ科ですが、分離します。いわゆる豹紋柄の蝶です。
よく似たものの分類は少し難しいです。雌雄で模様の差が大きい種もいます。
- ミドリヒョウモン
- ウラギンヒョウモン
- ギンボシヒョウモン
- クワガタヒョウモン
- メスグロヒョウモン
- ツマグロヒョウモン
メス
ミドリヒョウモン
翅裏の緑と白の帯が特徴です。オスの表の模様でメスにない黒い筋(性標)があります。また、オスの方がヒョウモンチョウ らしく、オレンジ色です。
ウラギンヒョウモン
ギンボシヒョウモンとそっくりです。後翅の前縁の白い斑点が5個あることで見分けられます。
ギンボシヒョウモン
ウラギンヒョウモンと比して、後翅の前縁の白い斑点が4個です。
クワガタヒョウモン
後翅の縁が雲型定規の様な形状、が由来です。ヒョウモンチョウの中では大きいです。翅裏は地味で、オリーブ色をしています。
メス
メスグロヒョウモン
雌黒ですので、黒い方が雌です。雌雄で全く違います。イチモンジチョウ と間違い易いです。
オスの方は、クモガタヒョウモンとの区別が困難です。表裏の黒点や白線の差で区別します。
メス
ツマグロヒョウモン
メスグロヒョウモンと同じく、雌の翅の縁(妻)が黒い、が由来です。ヒョウモンチョウの中で一番綺麗です。この模様はマダラチョウの一種で毒蝶のカバマダラに擬態しているそうです。
オスも前翅が赤みを帯びて、それなりに綺麗です。