甲虫2

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その他の甲虫

 カミキリムシ以外の甲虫の仲間を掲載します。

  • オオゾウムシ
  • クリアナアキゾウムシ
  • マツアナアキゾウムシ
  • ヒラズネヒゲボソゾウムシ
  • ヒメシロコブゾウムシ
  • ナミテントウ
  • カメノコテントウ
  • ウンモンテントウ
  • シロホシテントウ
  • アオジョウカイ
  • イタドリハムシ
  • オサムシ
  • ニワハンミョウ
  • オトシブミ
  • カクムネベニボタル
  • アオアシナガハナムグリ
  • キスジコガネ
  • ニホンキマワリ
  • ヒメツチハンミョウ

ゾウムシの仲間

 世界に6万種、日本にも1000種いるそうです。ゾウムシだけを研究している養老孟司先生のような方もいます。美しの国ではまだ5種です。

オオゾウムシ

 道の上を普通に歩いています。体長は2cm以上あります。口吻が長く、象です。

クリアナアキゾウムシ

 比較的に大きなゾウムシです。この姿、愛嬌があります。研究したくなる気がわかります。

マツアナアキゾウムシ

 クリアナアキゾウムシとほぼ同じです。若干色が茶色がかっています。これだけの違いですから、種類も増えるわけです。

ヒラズネヒゲボソゾウムシ

 小型のゾウムシです。1cm未満ですが、光沢感のある緑色をしています。何故か家の玄関によく止まっています。口吻は短いです。

ヒメシロコブゾウムシ

 全身が白っぽいです。背中に黒い筋があります。また、皮膚がコブ状です。

テントウムシの仲間

 日本には180種います。背中の模様が多様で、同定が難しいものもあります。

ナミテントウ

 普通のテントウムシです。背中の模様は、多岐に渡っていても同じ種です。

カメノコテントウ

 亀の甲羅のようです。若干大きいテントウムシです。

ウンモンテントウ

 背中の黒い紋の周りがぼやけて雲のよう、が由来です。山地にいるテントウムシです

シロホシテントウ

 シロホシテントウの仲間は白い星の数で名前がついています。シロホシテントウは12個、2・4・4・2のはずですが、よく見ると、2・4・6・2です。これじゃシロジュウシホシテントウなのですが、この場合、2・6・4・2の並びなのです。細かすぎますね。ナミテントウのように、一括りの名前でいいのでは、と思ってしまいます。

その他の甲虫

 コウチュウ目には他に色々な科がありますが、各々数が少ないので、この項でまとめます。

アオジョウカイ

 ジョウカイボン科の仲間です。他の虫を食べます。浄海坊(平清盛)が語源です。

イタドリハムシ

 ハムシの仲間です。テントウムシの様ですが、触角が長いです。オオイタドリの群生で見つけられます。

オサムシ

 種類は特定できていません。この仲間の同定も困難です。専門家の登場を待ちます。大きい昆虫です。

ニワハンミョウ

 オサムシ科でハンミョウ の仲間です。立ち上がった姿が猫のよう、が由来です。この個体は、ニワハンミョウ にしては色が鮮やかです。

オトシブミ

 木の葉を丸めて、その中に産卵し、地面に落とします。落とし文、です。

カクムネベニボタル 

 ベニボタルの仲間です。光りませんし、有毒です。他のベニボタルとの区別は胸の形です。 

アオアシナガハナムグり

 コガネムシの仲間です。ハナムグリは花潜りという意味です。光沢が無い分、保護色になっている様です。

キスジコガネ

 コガネムシの仲間です。1cmぐらいの小ささです。背中の薄い黄色の筋が名前の由来です。緑色の光沢があります。

ニホンキマワリ

 ゴミムシダマシ科というものの仲間です。よく見かけます。忙しなく、道路上を歩いています。

ヒメツチハンミョウ

 ツチハンミョウ の仲間です。青い大きな蟻の様です。大きいもので2cmになります。幼虫はハナバチにつかまって、巣に入り込み、彼らの餌で大きくなるそうです。有毒ですから、触らないでください。