留鳥(1年中観察できる野鳥)
- シジュウカラ
- ヒガラ
- コガラ
- ヤマガラ
- ゴジュウカラ
- エナガ
- アカゲラ
- オオアカゲラ(メス)
- アオゲラ(オス)
- アオゲラ(メス)
- コゲラ
- アオバト
- キジバト
- イカル
- カワラヒワ(オス)
- カワラヒワ(メス)
- マヒワ(オス)
- マヒワ(メス)
- ウグイス
- カケス
- ノスリ
- ジョウビタキ(オス)
- ジョウビタキ(メス)
- ホオジロ(オス)
- ホオジロ(メス)
- カワガラス
- キバシリ
- ヒヨドリ
- ミソサザイ
- メジロ
- モズ(オス)
- モズ(メス)
- キセキレイ
カラ類
シジュウカラ
一年中観られる留鳥でカラ類を代表する野鳥です。
基本、ジュジュジュと鳴きますが、声色は多く、最近の研究で仲間と会話しているらしい、と話題になりました
基本、ジュジュジュと鳴きますが、声色は多く、最近の研究で仲間と会話しているらしい、と話題になりました
ヒガラ
留鳥でカラ類の一種です。喉元の黒い三角模様が特徴です。
人懐っこくジージージーと鳴いて近寄ってきます。シジュウカラの発する警戒声を理解しているそうです。
人懐っこくジージージーと鳴いて近寄ってきます。シジュウカラの発する警戒声を理解しているそうです。
コガラ
留鳥でカラ類の一種です。喉元の三角模様がヒガラよりも小さいです。
これも人懐っこいです。チーチーチーとかヒューヒーヒューヒーという風に鳴きます。
これも人懐っこいです。チーチーチーとかヒューヒーヒューヒーという風に鳴きます。
ヤマガラ
留鳥でカラ類の一種です。これも人懐っこいです。体がオレンジ色なので間違えないです。この種だけの特殊能力として、毒の実を食べます。他のカラ類とは一線を画しています。毒といっても、イチイの果肉だけ、エゴノキの種子だけ食べて毒の部分は食べません。
ゴジュウカラ
留鳥です。カラ類に含めることもありますが、シジュウカラ 、ヒガラ、コガラ、ヤマガラとは異なる種類です。特徴は樹木を縦横無尽に歩き回れることです。逆立ちで下方に歩けるのは鳥の中でゴジュウカラだけです。
エナガ
留鳥です。カラ類とは別種ですが、カラ類として扱われることがあります。野鳥の中で一番可愛いかもしれません。仲間であるシマエナガは特に人気です。割と人懐っこいですが、動きが早く、撮影しにくい野鳥です。
キツツキの仲間
アカゲラ
キツツキ類の代表です。キッ・キッと鳴きながら、樹木を渡り、ドラミングで虫を捕獲します。写真の個体はオスです。メスは頭頂部の赤い模様がありません。
オオアカゲラ(メス)
アカゲラよりも大きいです。胸から腹部にかけて、黒い筋模様があります。アカゲラ との大きな違いは背中の白い模様の違いです。アカゲラは逆八の字、オオアカゲラは横の縞模様です。
アオゲラ(オス)
アカゲラよりも一回り大きいです。頭頂部全体が朱色で鮮やかです。鳴き声はアカゲラより大きく、驚いて身構えるほどです。
アオゲラ(メス)
オスと比して、頭頂部の朱色が後頭部だけです。
コゲラ
キツツキ類では一番小柄です。よく見かけますので、観察は容易です。鳴き声はギーギーです。
ハトの仲間
アオバト
山鳩の一種です。体は緑色で、眼と嘴はブルーです。写真の個体はオスです。鳴き声はアーオーアーと長く響きます。高い樹木の上に止まっていますので、スコープが必要です。
キジバト
これも山鳩の一種です。首の模様が綺麗です。鳴き声はホーホーボーボーです。警戒心がそれほどでもないので、よく見かけます。
アトリの仲間
イカル
アトリの仲間の多くは基本、秋に到来する冬鳥ですが、イカル、カワラヒワ、マヒワは留鳥です。この仲間は嘴が太いのが特徴です。よく見かける種類です。
カワラヒワ(オス)
群れを形成して行動します。比較的に人馴れしているので、観察はし易いです。
カワラヒワ(メス)
オスと比して、地味としか言いようがありません。
マヒワ(オス)
黄色い体が特徴です。これも群を形成して行動します。時にすごい数です。シラカンバの芽を食べますが、食い尽くしてしまうのではないかと思わせます。
マヒワ(メス)
カワラヒワと同様、メスは地味ですが、黒い模様があるので、カワラヒワのメスと区別できます。
その他
ウグイス
日本三大美声の一つ、鳴き声は言わずもがな、です。夏鳥と思われますが、留鳥で秋から冬は茂みの中にいて、デュ・デュ、と、らしからぬ鳴き方をします。
カケス
カラスの仲間ですが、脇腹の水色の羽が綺麗です。背中の色が茶色ですが、灰色の個体もいます。雌雄同色です。ジェー、と不気味な鳴き声ですが、モズと同様に、他の鳥の鳴き真似をします。見つけても、すぐに隠れてしまいます。
ノスリ
タカの仲間、猛禽類です。トビはなかなか地上におりませんが、ノスリはよく樹木に止まっています。急に飛び立って驚きます。
ジョウビタキ(オス)
ヒタキ類は基本夏鳥ですが、この種は留鳥です。ジョウとは銀髪のことです。ヒタキ(火焚き)の由来は、「火打ち石を打つときのようなカチカチという鳴き声を立てる」です。さえずりはいい声ですが、鳴き過ぎるので、かえって切ないです。
ジョウビタキ(メス)
オスと比して地味ですが、野鳥界の貴婦人と呼ばれています。ヒタキ類の脚は細く、すらりとしているからだと思います。つがいは仲良く、常にオスが見守っています。生息数が急激に増えています。
ホオジロ
眼の下の頬の白い模様が特徴です。観察し易い種類です。美声で樹木のてっぺんでよく囀っています。
ホオジロ(メス)
オスと比して全体的に色が薄く、頬の色が茶色です。幼鳥の側で常に見守っています
カワガラス
見た目と違ってカラスの仲間ではなく、単独種です。水鳥と同様、水に潜って餌を捕獲しますが、水底を歩きながら、という能力を有しています。せせらぎコースから、水神池で出会えます。
キバシリ
樹木の表面を歩いて虫を捕獲します。同じく木を歩き回れるゴジュウカラと違い、下から上にしか移動できません。小さく、保護色のため、見つけにくいです。
ヒヨドリ
ピー、と甲高い声なのですぐ分かります。カラスと果敢に牽制し合っているのをよく見かけます。
ミソサザイ
鳥の中では最小ですが、さえずりの音は一番大きいかもしれません。ミソは溝という意味です。せせらぎコースや渓流コースの水音にも負けない声がよく出せる、と感心します。
メジロ
ウグイスと間違われる可愛い鳥です。眼の周りの白のリングが名前の由来です。チーチー、と鳴きます。カラ類と行動を共にすることが多いです。
モズ(オス)
小さいですが、猛禽類です。百舌というくらいなので、色々な声で囀ります。百舌の速贄で獲物を保管しますが、保管した場所を忘れてしまう、とされていました。最近の研究で、繁殖のためのエネルギーとして、この保管食料が必須となることが明らかになっています。
モズ(メス)
とにかく可愛いです。また、モズのつがいは仲が良いです。常に一緒にいて、オス が甲斐甲斐しくメスに餌を与えます。
キセキレイ(オス)
セキレイの仲間です。セキレイですので、地面を歩くことができます。
滑空する様な飛び方です。車道で車の前を飛びますが、縄張りを守るための
威嚇です。さえずりは綺麗です。
キセキレイ(メス)
オスと比して、首回りの模様が黒くなく、見分ける部分です