トンボ

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トンボの仲間

 世界に5000種、日本には200種いるらしいです。美しの国では現在、14種確認しています。肉食性であり、昆虫界の頂点に立っています。

  • アキアカネ
  • ナツアカネ
  • ノシメトンボ
  • ネキトンボ
  • シオカラトンボ
  • オオルリボシヤンマ
  • クロヒメサナエ
  • オナガサナエ
  • ミヤマサナエ
  • コオニヤンマ
  • オオアオイトンボ
  • オツネントンボ
  • ホソミオツネントンボ
  • タカネトンボ

トンボ科(いわゆる普通のトンボの位置付け)

アキアカネ

 説明は要らないと思いますが、年によって少ない年と多い年があります。また、晴れた日の道路上で逆立ちになっている姿をよく見ます。

ナツアカネ

 全身、顔まで赤いです。この個体はオスです。アキアカネに混じっています。

ノシメトンボ

 アキアカネに似ていますが、翅の先が黒くなっています。寒い場所には本来いないはずなのですが。

ネキトンボ

 ナツアカネよりも赤いです。翅の付け根も赤くなっています。出会えるのは稀です。

オス
メス

シオカラトンボ

 最近よく見かける様になりました。こ眼れも低地のトンボだと思いますが。メスは別名、ムギワラトンボと呼ばれています。

ヤンマ科(眼がくっ付いている)

オス
メス

オオルリボシヤンマ

 オニヤンマに匹敵する大型のトンボです。池や湿地を縄張りにして旋回しています。オスは瑠璃色の模様が綺麗です。メスは黄色から緑色の模様です。池や湿地の浅瀬に産卵します。

クロヒメサナエ

 水の綺麗な渓流に住んでいます。よく出会います。サナエトンボの区別は、胴体の模様や色、長い尾の模様や形状で行います。結構苦労します。

オナガサナエ

 尾長らしいです、尾の先端が広がっています。感心したのは、近づいても全く逃げないことです。

ミヤマサナエ

 黄色い模様が鮮やかです。オナガサナエと同様に尾の先が広がっています。

コオニヤンマ

 ヤンマとついていますが、サナエトンボ の仲間です。目が離れているのが証拠です。なかなか凶暴で、飛んでいるミヤマカラスアゲハを捕まえるところを目撃しました。

アオイトトンボ科(翅も体も細い)

オオアオイトトンボ

 アオイトトンボには大きいものから、オオアオイトトンボ、アオイトトンボ、コバネアオイトトンボがいるのですが、尾の先端の節だけが白いので、オオアオイトトンボと同定できます。

オツネントンボ

 地味です。オツネンとは越年がなまったもので、成虫で越年するトンボという意味です。

ホソミオツネントンボ

 オツネントンボの仲間ですが、若干青味があります。これも成虫で越年します。

エゾトンボ科(寒冷地のトンボ、日本には13種いる)

オス
メス

タカネトンボ

 池の低い部分を縄張りとして、オオルリボシヤンマ と共生しています。眼が緑色に光って実に綺麗です。周囲を旋回し、時々ホバリングします。その時が撮影チャンスですが、なかなか難しいです。メスの尾の先が杓子状になっていて、水を汲み、池の淵の苔等に叩きつける様に産卵します。